技術部Mです、猛暑の夏から少しずつ朝晩涼しくなってきまして、過ごしやすくなってきましたが、それはそれで寂しい気もする今日この頃。
今回は銀座、王子ホールでの工事に参加しましたのでそのお話です、内容は演出照明器具のLED化とそれに伴う調光盤から制御盤への更新工事になります。
前回の工事にて半分近くの演出照明はすでにLED化されており、今回で演出照明はほぼLEDの器具に更新となりました。
変更後も以前のハロゲン器具が使えないと、、、との声にも移動型調光器を設備して対応が出来る様にしました。
そして工事前と雰囲気と使用感が変わらないように、との上司の工夫に工事作業をするだけではない将来を見据えた提案等、勉強になる現場でありました。
劇場などの施設で演出照明を調光器盤で調光していた場合、新たにLED用に調光されていない直電源が必要となります。
またLED器具の調光には、別途専用信号線（DMX)を各器具に接続します。
LED化におきましては、この調光されていない直電源の設備と各器具への信号線（DMX)の配線接続が主な工事内容となります。
既設器具からLED器具への更新、既設器具の対応、仕込み方法等きめ細かいご提案から始まり、無事に更新工事は終わりました。
未来へ灯る新しい光の中でクラシックを聴くのも今だから出来る楽しみなのかなと思いました。
※王子ホールさまの情報は、以下のリンクからアクセスできます。
https://www.ojihall.jp/