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ETC社Color Source20の紹介

おはようございます。国際照明の営業Kです。

今回の記事では、ETC社Color Source20 コンソールを簡単にご紹介します!Color Sourceコンソールは、20/20AV/40/40AVとラインナップがありますが、今回は20をピックアップしています。

さてこのColor Source20(以後CS20と表記)ですが、LED照明器具を操作するのに最適な卓でございます。昔の灯具であればだいたい1灯具につき調光の1チャンネルが必要でした。そのためフェーダー数が少ない操作卓でも十分に照明を操作できていたのですが、器具の進歩に伴いここ数年では①調光②色温度③ファンというように1灯具で3DMXチャンネル使用する器具も少なくありません。それどころか、フルカラーLED灯具ともなると、①調光②色温度③グリーン/マゼンタ補正④R(レッド)⑤G(グリーン)⑥B(ブルー)⑦エフェクトというように1灯具で7DMXチャンネル使用する灯具も珍しくはないのです。

そのような灯具を操作する際は従来の操作卓だと物理的にフェーダー数が足りなくなってしまう、という事例もあります。ですがこのCS20は1フェーダーにつき1チャンネル…ではなく、1フェーダーで1灯具を操作するような設計となっております。

数ある灯具データの中からメーカー→灯具名→モード名の順に選択していきます。(検索機能があるので選択も簡単)

この作業は「パッチ」と呼ばれます。無事にパッチが完了したので、1番のフェーダーに色がついています。今回はKinoFloのフルカラーLEDを選択したのでディスプレイにはカラーパレットが表示されるので、ここをタッチ&スライドでお好みの色を光らせることが可能です。当然、RGBそれぞれを0~255の範囲で入力すれば数値で色を合わせたい!というご要望にも応えられます。

この卓を使用すればCS20の名の通り20灯具まで操作…ではなく、内部ページを切り替えることによって80灯具までパッチすることができます。1ページで20フェーダーなので、4ページ分切り替え可能です。ここがCS20がDMXチャンネル数の多いLED灯具を操作するのに適していると言える点です。

まだまだこの機材には機能が搭載されているのですが、あくまでも「簡単に」紹介する記事ですので、今回はここまでとします。

CS20についてはまた別の記事でご紹介します!!すみません😥😥それではまた、次の記事にて。

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